Googlebotはページのロードに3分以上かかると、クロールを停止してしまいます。
DeepCrawlチームは異なるロード時間を持つページで検証を行いました。まず1秒から100秒まで多岐にわたるものを用意しましたが、すぐにGoogleがすべてのページを問題なくインデックスすることが判明しました。
その後、ロード時間を200秒まで増やして検証してみると、最後にGoogleにインデックスされたページはロードに179秒かかったため、実際の制限時間はおよそ180秒、3分であると思われます。
![googlebot-timeout-179](https://www.lumar.io/wp-content/uploads/2019/03/googlebot-timeout-179-1.png)
![googlebot-timeout-180](https://www.lumar.io/wp-content/uploads/2019/03/googlebot-timeout-180.png)
Fetch as Googleには別のタイムアウト時間が設定されています。DeepCrawlチームは0.1秒ずつ時間を増やして検証を行い、8.9秒までのロード時間のページのクロールに成功しました。つまり、タイムアウトの制限時間はちょうど9秒であることが分かりました。
![fetch-as-googlebot-timeout](https://www.lumar.io/wp-content/uploads/2019/03/fetch-as-googlebot-timeout-1.png)
DeppCrawlチームが把握している限り、ページのロード時間は掲載順位に直接影響を与えるものではありません。
Barry Schwartz氏のレポートによると、John Mueller氏は最近ページのロード時間を2〜3秒にするよう推奨していますが、実際は、Googleがロードにその60倍かかるページも問題なく検索結果に掲載されているようです。
![john-mueller-load-time-recommendation](https://www.lumar.io/wp-content/uploads/2019/03/john-mueller-load-time-recommendation-1.png)
GoogleがAMPのHTMLを推進する主な理由に、モバイル向けの読み込みの早いページを挙げていることを考えると、この検証結果の値は少し高い数値であるとも言えるかもしれません。